古本に挟まっていた「ハングル文字のメモ」が、Xで話題になっています。

投稿したのは、「@Xhe6xR」さんです。

当ポストには執筆時点で1520万4000件を超えて表示されており、「翻訳しないで!」「なんだかロマンチック!」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@Xhe6xR」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

記事の中では、2025年の出版市場規模についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

LIMO SNS部
世界中の言語をいとも簡単に翻訳できるAIの時代に、あえて「しない方」を選ぶ人もいます。この記事では、古本に挟まっていた1枚のメモへの想いが、多くの人を惹きつけた投稿に着目しました。意味のわからないハングル文字のメモを、意図的に残し続ける投稿主さん。その想いに賛同する人が続出し、コメント欄も「翻訳しないでおこう」という温かい空気に変わりました。デジタル化社会の今、ふたたび古本を手に取りたくなるような、ほっこりさせられる内容です。

1. この記事の3つのポイント

  •  購入した古本の「人間失格」からハングル文字のメモを発見
  •  「翻訳しないで」の呼びかけに賛同する人が続出
  •  2025年の出版市場規模についても解説

2. 古本に挟まっていた「ハングル文字のメモ」が話題

挟まっていた手書きのメモ1/3

挟まっていた手書きのメモ

出所:@Xhe6xR

「古本屋で買った『人間失格』に挟まれていたハングルの手書きのメモ、意味はわからないけれどなんか好きだからずっと残して置いてる」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、ハングル文字の手書きのメモでした。

太宰治の「人間失格」を中古で購入した@Xhe6xRさん。

実は、挟まっていたメモよりも先に、本への書き込みに気づいたそうで、「どのような場所に惹かれたのか気になって買った」という動機から購入したんだとか。

その書き込みがハングル文字だったこともあり、「わざわざ苦労して邦語の文章を読むとは、その韓国人は相当な読書家であるな」と関心したんだそうです。

終盤のページに挟まっていたハングル文字のメモを発見し、今回の投稿に至ったとか。

@Xhe6xRさんは、「いつか韓国人の友達ができて読める日が来るのを楽しみにしているので、翻訳とかは貼らないでください。」とも追加投稿もしています。

そんなハングル文字のメモは、SNSで大きな反響を呼びました。

3. 「翻訳しないで!」「なんだかロマンチック!」

残された書き込み2/3

残された書き込み

出所:@Xhe6xR

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「ご本人の楽しみのために翻訳しないで!」
  • 「なんだかロマンチック!」
  • 「意味がわからないこそ想像が広がりますね」
  • 「古本ならではの出会い」

と、@Xhe6xRさんの意思を尊重する人の声や、メモとの出会いにロマンを感じる人の声など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「とても満足しています」と振り返る投稿主さん。

古本との出会いをそのまま楽しむ@Xhe6xRさんの気持ちに賛同し、あえて「翻訳をしないでおこう」という温かい空気がコメント欄に流れていました。

4. 今後「ハングル文字のメモ」はどうするの?

手書きのメモを書いた人について、「相当な読書家だと感じた」という@Xhe6xRさん。

「偶然与えられたこの啓示をあまりに早く消費してしまうのは無粋」と、今後も翻訳するつもりはないそうです。

「意味が分からないまま残しておくことも、一つの余白として完成されていると思います」とも語ってくれました。

実は、DMに届いた翻訳を見てしまい、「メモの内容を少しだけ知ってしまった」とのこと。

それでも、運命的な出会いを大切にするために今後もメモは残しておくそうです。

5. 著者からの一言コメント

「意味のわからないメモ」から広がる展開が、まるで推理小説を読んでいるかのようでワクワクしました。日本語を学ぶためなのか、それとも…?と想像を掻き立てられますね。

投稿主さんの意思を尊重したコメントを見た瞬間は、ほっこりした気持ちが心に広がりました。古本ならではの楽しみ方を思い出させてくれる投稿ですね。(ライター 樋口郁美)