普段の生活を過ごしていると、「ちょっと裕福な人だな」と感じる程度の人とは出会うものの、「本当のお金持ち」にはなかなか遭遇しないもの。テレビなどで見かけるお金持ちたちは、どのくらいの割合で存在しているのでしょうか。そして、巨万の富を得た人々はどのような特徴をもっているのかも気になります。

そこで今回は、お金持ちの割合や特徴をあわせてチェックしていきましょう。

日本にミリオネアは何人いる?

誰もが憧れる存在である、お金持ちの人たち。彼らの中でも、自家用ジェットや高級自動車を何台も所有するほどの「大金持ち」が存在します。なかには、1億円以上の資産をもつ「ミリオネア」に分類される人もいるようです。

では、日本には一体どのくらいのミリオネアが存在しているのでしょうか。クレディスイスが公表した「2018年グローバル・ウェルス・レポート」をもとにみてみましょう。

このレポートでは、日本国内で100万米ドル(1億円超)以上の資産を所有する「ミリオネア層」は約280万人と示されています。これは米国と中国に次ぐ第3位に位置する数字で、世界のミリオネア層の約7%を占めています。

さらに、超富裕層(5000万米ドル以上の純資産を有する成人)は3580人と世界で5番目に多い人数となっています。

総務省統計局の「人口推計」によると、日本に住む成人は1億500万人ほど。これに対してミリオネア層は約2.6%と少数です。50人に1人ほどがミリオネア層ということになります。

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