「実母が苦手」に罪悪感。親との時間を我慢しているなんて私だけ?自営業主婦の泣き笑いの体験記

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記

 

 

子供との時間をたくさん持てるようにと駄菓子屋を始めたねこねこむさん。小学校3年生と幼稚園年少児の娘さん達の育児に仕事にと、毎日奮闘しています。体力と気力、そして夫の少々ぬるめの応援で乗り切った夏休み(第7話第8話参照)が終わり、いよいよ運動会の季節がやってきました。遊びの中でかけっこの練習をするなど、子ども達も運動会の日を楽しみにしているようです。

しかし、運動会が楽しみな一方で、ねこねこむさんにはある不安が…。それは実の「親」が来ること!

ねこねこむさんの実家は、今住んでいる場所から車で10数分と、比較的近所にあるのですが、ふだんはそんなに交流はありません。というのも、両親(特に実母)と過ごすことが少々苦手なのです。

両親は、今も昔も本当に忙しい人たちで、思い返せば、幼いころから、誰しもがやっているような「一緒にテレビ」「一緒におでかけ」ということもほとんど記憶がありません。そういえば、親子の会話も皆無に近い状態だったような…。だから、この年齢になって、あらたまって一緒に過ごしましょう、ということになっても、両親にどう接していいのかわからず、ひどく気疲れしてしまい、そしてそんな自分に自己嫌悪してしまうのです。

しかし、そんなねこねこむさんの気持ちには全く気がつかないのか、子どもの行事にかこつけては押し掛けてくる両親。特に、孫の運動会ともなると張り切ってしまうようで、時期が近づくと「今年はいつあるのか。」と、鬼のように確認の電話をしてきます。(なんと電話の充電が切れるまで!)

最近では、「忘れたフリして行事の日を教えない」作戦を実行していますが、なにぶん実家との距離が近すぎて、運動会のような大きな行事ともなると、友人知人、様々なルートから両親の耳に入ってしまいます。「親以外の見学は遠慮してほしいと学校に言われた。」「高齢者用の見学席が狭くて」等々、理由をつけて断ってみますが、都合の悪い話はスルーして希望を貫き通されてしまいます。

両親に運動会に来てほしくない理由はほかにもあります。1つめは「見学ルールを守れないこと」。何度言っても、孫可愛さに児童席まで写真を撮りに行こうとしたり、禁止区域に場所をとろうとしたりして、一緒にいても気が気ではありません。2つめは「勝手に次女におやつを与えること」。特に炎天下にチョコなんてやめてほしいのに、ちょっと目を離したすきに渡してしまっていたりします。そして、3つ目は「手ぶらでくること」。差し入れなんて、おこがましいことは期待しないけれど、せめて自分のお茶とタオルぐらい用意してきてほしい…。

楽しいはずのお昼も、微妙な緊張感が漂い、ねこねこむさんの食欲は減退。自然と口数も減っていきます。そんな雰囲気を察してか、黙々とお弁当を食べる長女と次女。そしてなぜかそんな状態でも「おとなしくていい子たちね~。」と、両親は満足げ。さらに「美味しいね!」と、お弁当をほおばる夫の明るさが気まずさに追い打ちをかけ…。

「これは親孝行。ほんの数時間我慢すればいいだけ。」

毎年毎年、このように自分に言い聞かせ、この時期を乗り切ってきたねこねこむさんですが、「義両親ならともかく、実の親が苦手なんて人、私以外にいるのだろうか。」そんな罪悪感にも毎年苛まれるのでした。

しかし、今年は朗報(?)が!

なんと、両親の仕事の予定と重なってしまい「運動会には来れない」というのです。両親には悪いけれど、とにかくホッ。しかし、この事態に安堵した人が、実はもう一人いたのです。それは、ねこねこむさんの妹さん。行事のたびに、学校まで両親を送迎するよう頼まれていたそうで、妹さん曰く「毎年、仕事があるといって断るんだけどね、両親が聞いてくれなくて…。」

妹さんを巻き込んでいた申し訳なさと、「今年は純粋に運動会が楽しめる」という嬉しさとがないまぜになって、なんだかとても複雑な気分になりつつも、そんな気持ちの自分にまたしても罪悪感を感じてしまう、ねこねこむさんなのでした。

【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!

お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。

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ねこねこむ

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主婦&駄菓子屋店主。
プロフィール 二人の子供を育てながら自宅でお店を営む主婦です。
日々漫画やイラストを描いています。
Twitter:@HHeiPmKafXx0ODH