どうして人はマウンティングしたがるのでしょうか…?特に、子育て中のママの中には、子どもの学校での成績、夫の職業など自分以外のスペックをここぞとばかりに自慢して、他の人よりも優位に立とうとする人がいます。

それで果たして幸せなの?と思ってしまいますが…当の本人はいったいどのような心境なのでしょうか。今回は、そんな「マウンティングママ」のお話です。

ママたちのあきれるマウンティング…!

まず、子育て中のママに、マウンティング経験談を聞いてみました。よくもまぁ、こんなにもマウンティングの材料を見つけられるものだ…と感心するやらあきれるやら。

「地方出身の私を何かとバカにするママがいる。『帰省しても遊ぶところがないから退屈しちゃうんじゃない?』『うちは帰省といっても電車一本で済むからとっても楽。何度も乗り換えて帰省って大変でしょう?おつかれさま。交通の便が悪いところはほんとに不便ね…』『家に虫が入ってきたり、タヌキが出たりするって、子どもに自然に触れさせてあげられる絶好の環境ね。私の子どもは虫が苦手だから、そんなところに行くと泣いて帰りたがるだろうけど』などなど…。あまりにも色々言われ過ぎてスル―スキルが向上しました」(3歳の女の子のママ)

「なぜかひとりのママにだけ素っ気ないママ友。他の人にはとても感じがいいので不思議に思い、なんでか理由を尋ねたところ『あぁ、あの人のご主人、うちの主人の会社の取引先で働いているから』って。まったく意味がわからない…」(6歳の男の子のママ)

「ママ友グループを我が家に招待したとき、『○○ちゃんは、あまり絵本を読まないのかな。うちは絵本が大好きだから、毎月5冊くらい買ってあげてるの。もう本棚がパンパンで大変。これくらいすっきりした本棚の方が見た目いいよね』と言われた。まさか絵本の数でマウンティングされるとは思わなかった」(5歳の女の子のママ)

「『いいわね、受験のこと考えずに伸び伸びと子どもを遊ばせてあげて。うちの子は難関の小学校を受けるから、どうしても受験のことばかり考えてしまって。私も何も考えずに休みの日は子どもとボ~っとしたいわぁ』と言われて返す言葉もなかった」(6歳の男の子のママ)

なぜ、マウントをとるの…?