ところで、彼は騙していたのでしょうか?
彼の仕事が自営とか、会社員だけれど給料が歩合制だったとします。
例えば、アパート経営をしているとすれば、不動産収入で100万円あるけれども諸々のお金を引いたら手取り20万円ということもあり得ると思います。物件を購入する際にどこかの金融機関から融資も受けていて…となると、毎月その返済もありますよね。
旅館を経営している知人曰く、GWと2月では売り上げが数倍違うそうです。自営業なら月収100万円を超える月があっても、平均したら20万円ぐらいってことはあるかもしれません。
つまり、彼にしてみれば騙しているつもりはないのかもしれません。
「今月は100万円以上の入金があった」と売り上げが良い時の額を言ったのを、あなたが「月収100万円だ」と勘違いしたということです。
毎月決まった額の給料が振り込まれることが当たり前の仕事の方と、行き違いはあるかもしれませんね。
ただ、婚活サービスの中で年収を大きく偽っていたとしたら、それは自分を大きく見せようとして騙していたのでしょう。婚活アプリ、婚活パーティーの年収は自己申告ですので、嘘はつき放題です。
結婚相談所ならば、所得を証明する源泉徴収票を提出して入会なので、年収を偽りにくいです。しかし、源泉徴収票は昨年の年収です。
過去にも「年収600万円とあったけれど、その会社を辞めていて今の年収は400万円の人を紹介された」という話は聞いたことがあります。
大きく年収を偽り騙していたとすれば、信頼関係を築くうえで障害は大きいですね。