西野カナの歌に「Darling(ダーリン)」というのがあります。靴下が裏返しで脱ぎっぱなしで、誰が片づけるの?というような歌です。脱いだズボンが抜け殻のようだという話は「うちの旦那そうなのよね」という話を複数人から聞いたことがあります。その旦那のお母さんも、脱いだそばから片付けてあげるお母さんだったに違いありません。
「息子は最愛の異性だ」という言葉もあるように、息子は旦那よりかわいいんです。
中学生になると、反抗する息子にすがるように世話を焼きたがるお母さんは本当に多いようです。中学の体育祭の保護者席でも、そんな話が漏れ聞こえてきました。「うちの息子はこんなこともできないよねえ、で、結局あたしが片付けなきゃないわけ」と。「じゃあ、片づけないで放置しておけばいいじゃん!」と突っ込みたくなりました。
それに、三姉妹の母親としてはそんな旦那のところに娘を嫁がせたくありません。「嫁ぐ」という漢字は「女」に「家」と書きますので、もう今どきそんな時代じゃないかもしれません。でも、その男の子はそのうちのお父さんお母さんの関係をみて育ち、それが当たり前だと思って育ちます。さらに、お母さんが手取り足取り世話を焼いていてくれたのであれば、見た目だけは一丁前の男性として成長しても「身の回りの世話はしてもらって当たり前」と思って育ちます。付き合っているときはそんな風情を出さなくても、結婚して毎日一緒にいるようになればその化けの皮は剥がれます。
三姉妹の母としては、娘たちに審美眼ならぬ審「男」眼を身につけてほしいです。
そのためには、いい男に選ばれるようないい女になることも大事!とも思いました。(笑)