シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内大手システムインテグレーション事業会社であるNTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)です。
NTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)の平均年間給与はいくらか
NTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)(提出会社)の2019年3月31日時点での平均年間給与は828.0万円と800万円を超えています。また、従業員の平均年齢は38.7歳で30歳を上回っています。平均勤続年数は14.9年となっています。
NTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)の従業員数は何人か
有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2019年3月31日時点で1万1310名。単体で1万1000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。
- 公共・社会基盤:3484名
- 金融:3616名
- 法人・ソリューション:2720名
- 北米:18名
- EMEA・中南米:20名
- その他:1452名
また、連結の従業員数は12万3884名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。
- 公共・社会基盤:8412名
- 金融:1万2239名
- 法人・ソリューション:1万3536名
- 北米:4万161名
- EMEA・中南米:4万344名
- その他:9192名
過去5年の業績動向
NTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)(連結)の業績推移についても見ておきましょう。
まず、売上高ですが、過去5年をみると増収傾向が続いています。2015年3月期に7993億円であった水準が、2019年3月期には9422億円となっています。なお、2019年3月期より国際会計基準を採用しており、国際会計基準による2019年3月期の売上高は2兆1636億円でした。
また、経常利益についても増益傾向にあります。2015年3月期には779億円の水準であったものが、2019年3月期には1258億円にまで増加しています。
投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、2015年3月期の321億円から2017年3月期の656億円まで増益が継続し、その後は2018年3月期は581億円、2019年3月期は670億円となっています。
※NTTデータ(エヌ・ティ・ティ・データ)の2018年3月31日時点での給与についてはこちら
まとめにかえて
年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。
ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。
【注意点】有価証券報告書における年間平均給与及び従業員数について
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。
【ご参考】有価証券報告書とは
日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。
LIMO編集部