子供との時間をたくさん持てるようにと駄菓子屋を始めたねこねこむさん。現在、元気に幼稚園に通っている年少組の次女ですが、実はまだまだ小さかったときに、こんなエピソードが。
「あ、舌がハート型!」
生まれたばかりの次女の口を見て、舌の先が切れ込んでハート型になっていることに気がついたねこねこむさん。「他の子と違って、トレードマークみたいで、なんかかわいい~。」と単純に考えていました。
次女が1歳になったばかりのある日、ふと時間が空いたときに、「そういえば、ハート型の舌ってなにか意味があるのかしら?」と思い立ちます。「ほくろの位置とか手相とか、身体的特徴で運気がどうこうってよく聞くし、舌の形にも、なにか縁起の良し悪しみたいなものがあるのかも!」
早速、スマートフォンで検索を始めるねこねこむさん。しかし、でてきた結果は「舌小帯短縮症」。舌の裏のヒダが短いために、舌がハート型に見えることが特徴。症状が重い時は滑舌が悪くなったり、食事がしにくいなどの症状が現れ、改善のためには手術が必要…。え?何?縁起がいいどころの話じゃなく、病気?!
あわてて、さらにネットを検索するねこねこむさん。すると、この「舌小帯短縮症」の情報が、出てくるわ出てくるわ。「小さなうちに手術が必要。」「放置でOK。」「小児科に行きましょう。」「歯科に相談しましょう。」…。いったい何が正しいの~!何も知らず、すやすやとお昼寝をしている次女の横で、頭をかかえてしまうねこねこむさん。
そこでふいに思い出したのは、市が主催する小児科検診。「そうだ、検診で相談してみよう」。ひとりあたりの割り当て時間が少ない検診で相談するためには、「舌小帯短縮症」に該当する症状が出ていないか、他の子と比べて変わったところがないか、医師が判断するための材料をとにかく集めなくては。そして、その日から、ねこねこむさんの次女をひたすら観察する日々が始まります。
今までは、こんなもんだと思っていたけれど、言葉が遅いような気がするし、小さいから当たり前と思っていたけれど、よくこぼすのもこのせいなのかな?次女の行動のひとつひとつが気になって仕方がないけれど、ひたすら観察を続けるねこねこむさん。
そして、待ちに待った検診の日、医師に相談した結果は…?
自分の知りたい情報を簡単に集めることができるネット検索は、本当に手軽で便利。でも、情報が多すぎて、自分が本当に必要な情報がどれなのかがわからなくなったり、マイナスの情報ばかりが目についたりといったことも起こりがちです。特に子育てにおいては、下手な自己判断はせず、検診などを上手に利用して、専門家に直接相談してみるということも、大切なのかもしれませんね。
【マンガ記事】駄菓子屋さんの育児日記!
お子さんとの時間を増やしたいという思いから駄菓子屋を始めたママ、ねこねこむさんと2人のお子さんの育児日記。珍事件続出の駄菓子屋ねこねこむさんの育児は、笑いあり涙あり、でもやっぱり笑っちゃう毎日です。
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