日産自動車・武田薬品工業が急落! 日経平均株価は8日ぶり反発

【東京株式市場】 2019年5月15日

株式市場の振り返り-日経平均株価は8日ぶり反発、新元号「令和」で初の上昇

2019年5月15日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,188円(+121円、+0.6%) 8日ぶり反発
  • TOPIX 1,544.1(+9.1、+0.6%) 8日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 881.3(+8.6、+1.0%) 6日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,359、値下がり銘柄数:716、変わらず:65
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7
  • 年初来高値更新銘柄数:64、年初来安値更新銘柄数:146

東証1部の出来高は15億2,404万株、売買代金は2兆5,724億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株の大幅反発を受けて買い戻しが優勢となりましたが、模様眺めに徹する投資家も少なくないようでした。それでも、売買代金は減少したものの、2兆5,000億円を維持しています。

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そのような中、日経平均株価はやや方向感に乏しい値動きとなりました。ただ、前場の序盤には一時▲99円安まで下落した後はプラス圏へ浮上し、後場の終盤には一時+124円高まで買い戻される場面が見られました。

結局、終値も高値水準で引け、8日ぶりの反発となっています。新元号「令和」になってから初の上昇となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで8日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は6日ぶり反発、売買代金は連日の1,000億円超え

東証マザーズの出来高は8,850万株、売買代金1,334億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲が回復し、売買代金は連日の1,000億円超えとなり、久々に1,000億円を大きく上回っています。

また、株価指数も6日ぶりの反発となりましたが、900ポイント回復には至りませんでした。この日の個人投資家の物色意欲回復が持続的なものか否かが注目されましょう。

厳しい今期業績見通しを公表した日産自動車と武田薬品工業が急落

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が4日ぶりに大幅反発となり、東京エレクトロン(8035)、ダイキン工業(6367)、資生堂(4911)なども大きく値を上げました。

また、ハイテク株ではルネサスエレクトロニクス(6723)が一時+13%高に迫る爆騰となった他、アドバンテスト(6857)が急騰し、ソニー(6758)は大幅高となっています。

その他では、前日の決算発表で自社株買いを公表した三菱地所(8802)が一時+11%超高の爆騰となって年初来高値を更新したのが目を引きました。

一方、前日に今期業績の大幅減益見通しと減配を公表した日産自動車(7201)が一時▲8%超安の急落となり、ホンダ(7267)と日野自動車(7205)とともに年初来安値を更新しました。

また、前日に今期業績の巨額赤字転落見通し(最終損益が▲3,830億円)を発表した武田薬品工業(4502)が一時▲9%安に迫る急落となり、エーザイ(4523)も一時▲6%安の急落となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ安となったアンジェス(4563)が一転して一時ストップ高となりました。また、ファイバーゲート(9450)も一時ストップ高まで買われています。一方、サンバイオ(4592)が大幅安となり、ZUU(4387)は年初来安値を更新しました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。