4. まとめ
老後の家計データを見ると、65歳以上の単身無職世帯ではひと月に16万1933円の支出があり、平均して2万7817円の不足が生じていることが分かります。
2026年度は年金額が増額される明るい兆しもありますが、住居費や医療費といった個別の事情によっては、さらにゆとりを持った準備が欠かせません。
特に厚生年金の加入期間や現役時代の収入は、将来の年金水準を左右する大きな鍵となります。
50歳代や60歳代の方はもちろん、より若い世代の方も、今の働き方が遠い未来の自分を支える土台になることを意識してみましょう。
公的年金の仕組みを正しく理解し、不足分をどう補うかという視点を持つことが、自分らしく心豊かな老後を過ごすための第一歩となります。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](2024年)」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
和田 直子