ZOZOが大幅増益見通しでも暴落! 日経平均株価は小幅反落

【東京株式市場】 2019年4月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反落、「平成」最後の取引は大きな波乱なく終了

2019年4月26日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,258円(▲48円、▲0.2%) 反落
  • TOPIX 1,617.9(▲2.3、▲0.2%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 944.6(+0.5、+0.1%) わずかに4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:731、値下がり銘柄数:1,325、変わらず:84
  • 値上がり業種数:12、値下がり業種数:21
  • 年初来高値更新銘柄数:74、年初来安値更新銘柄数:75

東証1部の出来高は13億1,805万株、売買代金は2兆5,756億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。特段目立ったニュースはなかったものの、決算発表後の銘柄に対する売買が増加しました。また、この日が「平成」最後の取引ということで、ご祝儀的な取引も散見されたようです。

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売買代金は特筆すべき高水準ではありませんでしたが、久々に2兆5,000億円を上回りました。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の半ばに一時▲234円安まで下落した後は下押しすることなく、後場は下げ幅を徐々に縮小する展開となりました。結局、大引け直前に一時▲37円安まで盛り返しましたが、プラス圏には浮上することなく反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりました。

東証マザーズ株価指数はわずかに4日続伸、売買代金は57日ぶりに1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,958万株、売買代金929億円となり、いずれも前日より減少しました。「平成」最後の日になって、個人投資家の物色意欲が大きく減退し、売買代金は57日ぶりに1,000億円を割り込みました。出来高も5,000万株に届いていません。

ただ、株価指数はわずかに上昇して4日続伸となりました。しかし、薄商いの中での小幅上昇であり、連休明けの新興市場にやや懸念が広まっていると言えそうです。

アドバンテストが一時▲11%弱安の暴落、決算発表後のZOZOも一時▲10%安の暴落

個別銘柄では、前日は小幅下落で収まったファナック(6954)が大幅安となり、東京エレクトロン(8035)も値を下げました。

また、前日の決算発表で今期(2020年3月期)の利益半減見通しを公表したアドバンテスト(6857)が一時▲11%安に迫る暴落となり、終値も▲9%弱安の暴落レベルとなりました。さらに、ハイテク株では、シャープ(6753)が急落し、オムロン(6645)やルネサスエレクトロニクス(6723)も大幅安で引けています。

その他では、今期の大幅増益見通しを公表したZOZO(3092)が、一時▲10%安の暴落となったことが目を引きました。前澤社長が休止していた自身のツイッターを、突然再開したことが株価暴落の一因とも目されています。

一方、前日に好決算を発表した京セラ(6971)が一時+5%超高の急騰となり、ダイキン工業(6367)、資生堂(4911)、リクルートホールディングス(6098)等とともに年初来高値を更新しました。

その他では、楽天(4755)が再び年初来高値を更新し、前日に決算発表を行ったコマツ(6301)、日野自動車(7205)などが堅調に推移しています。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が堅調に推移した一方で、そーせいグループ(4565)など他の医療バイオ関連株は冴えない値動きとなりました。また、メルカリ(4385)が小幅続伸となりましたが、目立った動きを示した銘柄は限定的だったようです。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。