「老後、年金だけで生活できるのか?」多くの現役世代が抱えるこの不安に対し、今回は70歳代・ふたり以上世帯の生活実感や貯蓄額といったリアルな懐事情を紐解きます。
さらに記事後半では、2025年に成立した「年金制度改正法」を整理。
「106万円の壁」撤廃や在職老齢年金の緩和など、将来の受給額や働き方に直結する最新ルールは必見です。先輩世代の現実と新制度を正しく知り、今からできる備えを確認していきましょう。
1. 70歳代・ふたり以上世帯の26.5%「年金だけじゃ日常生活費も支払えない」
J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、70歳代二人世帯の26.5%が「年金で日常生活費程度もまかなうのが難しい」と回答しました。
また、ゆとりがない理由として半数以上の57.7%が「物価上昇」を挙げており、インフレがシニア家計を直撃している実態が浮き彫りとなっています。
では、生活費の不足分を補うための「貯蓄」を、同世代はどの程度保有しているのでしょうか。
