ここで、ある女性の育児に対する姿勢をご紹介しましょう。長男・次男・長女を続けて出産したある女性は、合わせて8年間授乳し続けているとのことです。一時は断乳に踏み切りましたが、長男が発熱したうえに水分を取らない状態に陥り、再び授乳をするようになりました。

その際、「育児では子どもに愛情をあげるよう勧められているのに、なぜ断乳で親子共に辛い思いをしなければならないのか」と疑問に感じたそうです。その後は出産を機に一時的に断乳したことはあるものの、自分の意志で授乳を続けました。

「家族や仕事のさまざまなスタイルがあるなら、授乳にも人それぞれの方法があっていいのでは」という考え方もできます。「授乳を続けたい」と続ける母親がいれば、その気持ちを無理に否定する必要もないでしょう。

まとめ

「仕事を続けるかどうか」「公立と私立どちらにするか」「授乳はいつまで続けるか」など、育児ではさまざま選択肢が用意されています。金銭的な問題はありますが、どの選択肢にも正解・不正解はありません。ご自身の気持ちにしっかり向き合い、希望に沿う道を選んでくださいね。

LIMO編集部