良品計画が一時▲16%超安の大暴落! 日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2019年4月11日

株式市場の振り返り-閑散相場が続く中で日経平均株価は小反発、TOPIXは4日続落

2019年4月11日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,711円(+23円、+0.1%) 小反発
  • TOPIX 1,606.5(▲1.1、▲0.1%) 4日続落
  • 東証マザーズ株価指数 932.5(▲7.7、▲0.8%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:814、値下がり銘柄数:1,222、変わらず:104
  • 値上がり業種数:14、値下がり業種数:19
  • 年初来高値更新銘柄数:59、年初来安値更新銘柄数:81

東証1部の出来高は11億1,171万株、売買代金は2兆545億円(概算)となり、いずれも前日より小幅増加となりました。増加したとはいえ、模様眺めムードは継続しており、低調な商いとなりました。ただ、売買代金は低水準ながら5日ぶりに2兆円を回復しています。

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そのような中、日経平均株価は方向感に欠ける狭いレンジ内での値動きとなりました。前場は主にマイナス圏での動きとなり、前引けには一時▲59円安まで下落しました。しかし、後場の序盤にはプラス圏へ切り返し、半ばには一時+33円高となる場面も見られています。

結局、最後までプラス圏を維持して小反発で引けました。日中の値幅(高値と安値の差)は約93円に止まる狭いレンジ内の値動きに終始したようです。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏を維持できず、小幅下落ながら4日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は46日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は8,911万株、売買代金1,889億円となり、いずれも前日より増加しました。医療バイオ関連株を中心に個人投資家の物色意欲が強まり、活況な商いとなりました。売買代金は46日連続で1,000億円超となり、2,000億円到達も視野に入る高水準となっています。

ただ、主力銘柄に利益確定売りも出たため、株価指数は5日ぶりの反落となりました。900ポイント割れの懸念はやや遠のきましたが、ここから1,000ポイントを目指すかどうか注目されましょう。

前日に決算発表の良品計画が一時▲16%超安の大暴落、前日に爆騰のスルガ銀行は急反落

個別銘柄では、下落が続いていたコンビニ株が反発し、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、ローソン(2651)、ミニストップ(9946)が大きく値を上げ、セブン&アイ・ホールディングス(3382)は取引時間中に年初来安値を更新した後に買い戻されました。

また、信越化学工業(4063)が堅調に推移して連日の年初来高値更新となり、日本電産(6594)は大幅高となって高値更新で引けています。

その他では、SUBARU(7270)やデンソー(6902)など自動車関連株の一角が上昇したことが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行った良品計画(7453)が期待外れの会社予想を嫌気して一時▲16%超安の大暴落となり、その後やや買い戻されましたが終値も▲10%安に迫る暴落でした。

また、ハイテク株の一角も売られ、ルネサスエレクトロニクス(6723)や村田製作所(6981)が大幅下落となっています。

その他では、前日に爆騰したスルガ銀行(8358)が急反落し、銀行株ではりそなホールディングス(8308)が年初来安値を更新したのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、オンコリスバイオファーマ(4588)が値を飛ばして一時3日連続のストップ高まで買われましたが、その後は売りに押されて上げ幅を縮小しました。一方、そーせいグループ(4565)が乱高下の末に大幅安で引け、ZUU(4387)が3日連続の年初来安値更新となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。