収入額が同じ場合でも、しっかりお金を貯めることができる人もいれば、反対になかなかお金が貯まらない人もいますよね。両者の違いは、一体どこにあるのでしょうか。その違いを見ると、どうすればお金が貯まるのかが自然と掴めてきますよ。
お金が貯まる人と貯まらない人の違いとは?
「お金が貯まる人」になるには、彼らの特徴を真似してみるとよいでしょう。貯まる人は、次のようなことに取り組んでいます。
貯まる人はレシートを受け取る
レシートには、「あなたが何にいくら使っているのか」という情報が示されています。だからこそ、お金が貯まる人はレシートをしっかり受け取っているケースが多いのです。
そのレシートは、あとから家計簿に記入したり、保管しておいて支出内容の分析に役立てたりすることができます。自分の無駄遣いに気がつき、改善できるというメリットも。買い物をしたときは、レシートを受け取る癖をつけておきましょう。
貯まる人は節約しながら趣味を楽しむ
趣味や娯楽も、節約をしながら十分満喫することができます。民間より安い自治体のスポーツジムを利用したり、自分が行きたいと感じる飲み会だけに参加したりと、工夫次第でさまざまな節約方法が生み出せます。
「余計な出費は一切しない」とストレスを貯めるのではなく、ほどほどに趣味を楽しんでおきましょう。
貯まらない人は先に貯金をする
余裕のある収入なのに貯金ができない人は、「残ったお金を貯金しよう」と考えている傾向があります。そこで、順番を変えて「お金を使う前に貯める」ようにしてみましょう。
「毎月いくら貯めたいか」を考えておき、給料日にその金額を貯金用口座に移します。たとえ手元のお金を全部使い切ったとしても、あらかじめ移動しておいたお金は確保できているので安心ですよ。
無駄遣いの多い人がやるべきこと
手元に入ってくるお金を一気に増やすことは難しいですが、お金の無駄遣いを減らすことはすぐにできます。「つい余計なものを買ってしまう」という方は、以下のことに取り組んでみましょう。
1週間サイクルで生活する
1週間の生活費を決めておき、月曜日にそのお金を財布に入れておきます。そのお金から食費など毎日の生活費を支払うだけで、自然と「決められた金額内で生活する」という習慣が身につきます。「前半に使い過ぎたから、週末は節約しよう」といった意識も芽生えるでしょう。
クレジットカードの使用を制限する
1週間の生活費を設定しているのに、クレジットカードを使用していては意味がありませんよね。そこで、クレジットカードからいったん離れた生活を送ってみましょう。締め日によって翌月~翌々月に請求がくるため、最低でも2カ月は使用を控えておいてください。赤字の原因になりがちな、クレジットカードの使いすぎを防ぐこともできますよ。