3. お正月の寄せ植えをセンスよくつくる「3つのコツ」
3.1 新年のお祝いを意識する
新年を迎え、家族の健康と繁栄を願うお正月。希望や喜びの「赤」、1年中変わらない繁栄の「緑」、清らかさと新たな始まりの「白」といった色彩を意識するとよいでしょう。
また、背丈の高い植物を後方に、中くらいの植物を中央に、低くほふくする植物を前面にと、三段階に配置すると、立体感が出て見栄えがよくなります。
3.2 植え込みすぎず余白を活かす
寄せ植えを豪華に見せようと、多くの植物を詰め込むと、風通しが悪くなり病害虫が発生しやすくなります。お正月飾りは「清らかさ」も大切なので、適度な余白を残しましょう。
植物が成長するスペースを考慮し、余白を活かすことが、上品で洗練された印象につながります。
3.3 飾る場所と鉢を調和させる
お正月は普段より来客が多くなる時期。玄関先に飾る場合は、寄せ植えをセンスよく見せるために、家の色や雰囲気に合った鉢を選びましょう。
和風の家なら落ち着いた色合いの陶器鉢、洋風の家ならテラコッタ鉢や木製鉢などがよく合います。
4. お正月はおしゃれな寄せ植えで清々しく晴れやかに
お正月の寄せ植えは、松竹梅のような伝統的なものだけでなく、モダンな空間になじむ洋風のアレンジも豊富に楽しめます。寒さに強い植物を選べば、お正月だけでなく、春まで楽しむことも可能です。
年末はお正月の準備でなにかと忙しい時期ですが、今年を振り返りながら来年に希望をつなぐ寄せ植えを飾って、清々しく晴れやかな新年を迎えましょう。
