ファナックが一時+5%高に迫る急騰! 日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2019年4月2日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶりの反落、終わってみれば寄り付き天井

2019年4月2日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,505円(▲3円、▲0.0%) わずかに3日ぶり反落
  • TOPIX 1,611.6(▲4.1、▲0.3%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 908.6(▲34.6、▲3.7%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:886、値下がり銘柄数:1,181、変わらず:72
  • 値上がり業種数:17、値下がり業種数:16
  • 年初来高値更新銘柄数:181、年初来安値更新銘柄数:23

東証1部の出来高は13億4,353万株、売買代金は2兆3,336億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株の大幅上昇や円安進行等の好材料を受けてリスクオンモードが高まりましたが、長続きすることはなく、最後は様子見スタンスに転じた投資家が多かったようです。

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売買代金は前日より小幅減少に留まったもの、盛り上がりに欠けた商いでした。

そのような中、日経平均株価はジリジリと値を消す展開に終始しました。寄り付きで+235円高となった後は利益確定売りに押され続け、大引け直前には一時▲18円安のマイナス圏に沈む場面も見られました。

最後はかろうじて21,500円台を維持したものの、わずかに下落して引けています。結局、終わってみれば寄り天(寄り付き天井)という結果でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となっています。

東証マザーズ株価指数は▲4%安に迫る急落、売買代金は39日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は9,324万株、売買代金1,541億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は概ね横ばいとなっています。売買代金は39日連続で1,000億円超になるなど商いは活況でしたが、利益確定売りが大部分を占めたと見られます。

実際、医療バイオ関連株を中心に大幅安が目立ち、株価指数は▲4%安に迫る急落となりました。900ポイント維持が微妙となりましたが、今後の個人投資家の物色意欲次第と言えそうです。

ファナックや東京エレクトロンが大幅上昇、良品計画など小売株が軒並み大幅下落

個別銘柄では、ファナック(6954)が一時+5%高に迫る急騰となり、大幅高となった東京エレクトロン(8035)や信越化学工業(4063)などいずれも年初来高値を更新しました。

また、中国の景況感改善期待などから機械株・設備投資関連株が軒並み買われ、安川電機(6506)、SMC(6273)、ディスコ(6146)、ジェイテクト(6473)などが値を上げて年初来高値更新となっています。

その他では、ディズニー入園者数の最高記録更新が報じられたオリエンタルランド(4661)が取引時間中に高値更新となりましたが、その後は売りに押されて下落したのが目を引きました。

一方、小売株が売られ、前日に決算発表を行ったしまむら(8227)が一時▲8%安に迫る急落となり、良品計画(7453)やニトリホールディングス(9843)も大幅下落となりました。さらに、ローソン(2651)が年初来安値を更新するなど、コンビニ株への売りも続いたようです。

その他では、楽天(4755)が一時▲6%安の急落となり、ZOZO(3092)も一時▲5%超安となる連日の急落となったことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、アンジェス(4563)が▲20%安に迫る大暴落となり、窪田製薬ホールディングス(4596)も▲15%安に迫る暴落となるなど、医療バイオ関連株が軒並み急落しました。また、ASJ(2351)は取引時間中に年初来高値を更新した後、後場にストップ安まで暴落するなど乱高下しています。

一方、上昇銘柄では串カツ田中ホールディングス(3547)が年初来高値を更新したのが目立ちました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。