マイホームの頭金、子どもの教育費、老後資金など、貯金はできるだけ増やしておきたいものですよね。「一気にたくさん貯めるのはハードルが高い…」という方は、まず100万円を目指して貯金してみてはどうでしょうか。
そこで今回は、「1年間で100万円を貯める」という目標に対し、実現させる手順やポイントを解説していきます!
みんなはどのくらい貯めているのか
2018年11月に金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)が発表した「知るぽると」のデータを見ていきましょう。「二人以上世帯で金融資産を保有しない世帯も含む調査実数3579世帯」を対象にした、金融資産の保有状況は以下の通りです。
金融資産非保有:22.7%
100万円未満:3.6%
100万円以上200万円未満:3.9%
200万円以上300万円未満:3.2%
300万円以上400万円未満:3.9%
400万円以上500万円未満:3.4%
500万円以上700万円未満:7.8%
700万円以上1000万円未満:6.8%
1000万円以上1500万円未満:10.0%
1500万円以上2000万円未満:7.0%
2000万円以上3000万円未満:8.6%
3000万円以上:12.7%
※無回答6.4%
金融資産非保有、もしくは100万円未満の世帯は、合計26.3%という結果に。多くの世帯が、100万円以上の金融資産があるという現状です。
長期にわたって貯めた資産であることも考えられますが、「現時点で金融資産が100万円に満たない」という世帯は、貯金にエンジンをかけたほうがいいと言えるでしょう。
なお、金融資産には、預貯金、生命保険、損害保険、個人年金保険といった保険、また株式、投資信託、債券といった有価証券と財形貯蓄が含まれます。