結婚相手に勤めてほしい職場、ANAやトヨタを超えた1位は?

男女が結婚相手に求める本当の条件とは

皆さんは、結婚相手にどのような条件を求めますか? 「高学歴、高収入、高身長」の男性や「いいお嫁さんになりそうな控えめ美人」が人気を集めたバブル期を経て、異性の好みはかなり多様化している模様。

それでは、結婚相手が勤める職場として男女に人気のある会社とは? リスクモンスター株式会社が、942人の男女に調査し、発表した「この企業に勤める人と結婚したいランキング」を参照しながら、ご紹介します。

男女ともに根強い人気の職場は?

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まず、女性が選んだ企業の4位~10位までをご紹介します。

4位・・・全日本空輸(ANA)
5位・・・パナソニック
同率5位・・・伊藤忠商事
7位・・・グーグル
8位・・・三菱商事
9位・・・楽天
10位・・・アップル

やはり、この種のランキングで常連となっている大企業や、超大手の外資系企業が並んでいます。

続いて、女性が選んだ企業の1位~3位をご紹介します。

1位・・・国家公務員
2位・・・地方公務員
3位・・・トヨタ自動車

3位は国内最大手の企業、1位、2位は企業でなくいずれも公務員という結果に。

安定した給与額もさることながら、勤務形態、福利厚生、社員を大切にするかどうか、異動の可能性などが考慮された上での結果です。

大企業であっても、突然の不祥事であっという間にブランド価値がガラガラと崩れていく昨今、「公務員」の正規職員であれば、組織で不祥事があっても職を失うことはほぼありませんし、「社畜」と言われるほどの残業や組織への忠誠心も強いられることは少なそうということから、パートナーが勤める職場としては魅力的にうつるのかもしれません。

一方、男性が選んだ「この企業に勤める女性と結婚したい」ランキングは、以下の通り。

1位・・・地方公務員
2位・・・国家公務員
3位・・・トヨタ自動車
4位・・・全日本空輸(ANA)
5位・・・任天堂
6位・・・グーグル
6位・・・日本航空(JAL)
6位・・・ソニー
6位・・・NTTドコモ
6位・・・京セラ

女性と男性で1位と2位が入れ替わっているものの、4位までの顔触れは男女ともに全く同じ結果となりました。

男性が回答した理由としては、給料、福利厚生といった理由があがっています。

公務員を除き、どの企業もネームバリューが高く、「安定している」と言われている企業ばかり。男性にとっても、女性パートナーが安定した職に就いている場合、万が一、自分の勤める職場に何かあったとき、経済的なリスクを分散させることができるからかもしれません。

相手の勤務先は「結婚条件」のなかでどのくらい大切?

ここまで読んで「やっぱり大企業」「やっぱり経済力か……」とガッカリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでは、男女にとって、結婚するにあたり、相手の「経済力」はどの程度重要なのでしょうか。内閣府が発表した平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書によれば、結婚相手に求める条件として高い割合だった項目は以下の通り。

【男性が女性に求める条件】
1位:価値観が近いこと(72.2%)
2位:一緒にいて楽しいこと(67.8%)
3位:一緒にいて気を使わないこと(65.7%)
4位:容姿(35.3%)
同率4位:金銭感覚(35.3%)

【女性が男性に求める条件】
1位:一緒にいて楽しいこと(80.0%)
1位:気を使わないこと(80.0%)
3位:価値観が近いこと(78.5%)
4位:金銭感覚(57.4%)
5位:経済力(52.5%)

男女ともに、自分を高く大きく見せようと躍起になっていたバブル期から理想の男女像は移り変わり、肩肘はらずに一緒にいて楽しい「居心地の良さ」を求めている人が多いことがわかります。

ちなみに、男性が女性に求める条件として、「経済力」は7.5%で13位。女性の場合は、経済力より金銭感覚の合致を優先している割合が多いという結果に。

「この企業の人と結婚したら……」とあれこれ思いを巡らせてみるのは楽しいものですが、結局のところ、生活を共にするには、相性や居心地の良さがあってこそ。現実的な理想を掲げる男女は思いのほか、多いのかもしれません。

【参考】
第8回「この企業に勤める人と結婚したい」ランキング調査 – リスクモンスター株式会社
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書 – 内閣府

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北川 和子

ニュースレター

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東京外国語大学卒。商社の営業職、専業主婦を経てライターに。男女の働き方、子育て世代の消費動向などに関心がある。