児童手当の拡充案3.手当額の見直し

3つ目に多子世帯の減少などを踏まえて、諸外国の制度等も参考にしつつ手当額の見直しが入っています。

先ほど児童手当の金額を計算しましたが、支給額が変われば先ほどより増えることが考えられるでしょう。

少子化対策で未来は変わるか

現状はたたき台でこれから議論されるところですが、子育てを考えている方にとって、児童手当が拡充されることは心強いでしょう。

一方で、少子化の理由はさまざまな要因があり、また長年の問題ですぐに解決できることではありません。お金の面はもちろん、仕事をしながら育児しやすい環境整備なども今後求められます。

ただ何も対策しないのと、少しでも対策を行うのでは十年後、二十年後に大きな差となる場合もあります。今後も政府の動向を見ていきましょう。

参考資料

宮野 茉莉子