最近では、「FIRE」という言葉をよく耳にします。
FIREとは、”Financial Independence, Retire Early”の略。「経済的に自立して、早期に退職する」という意味です。
日々忙しい会社員にとって、魅力的に感じられるでしょう。
しかし、実際にそれを実践している人はどれくらいいるのでしょうか。多くの会社員は、老後の資金の主要な柱として厚生年金に頼って生活することになるでしょう。
そこで今回は、そうした「普通の会社員」でもFIREを目指すための2つの方法と注意点を見ていきましょう。
1. 【不労所得】FIRE達成を目指せる資産4つとは
それでは、どのような資産に投資をすれば、FIREを実現できるのでしょうか。一口に資産といっても、さまざまなものがあります。
こうした資産は「不労所得」とも呼ばれます。では、50代で不労所得を得たいと思ったとき、どの資産に投資をしたらよいのでしょうか。
2. 【不労所得】投資収入を毎月得られる資産はあるか
投資からの収入を、毎月得られる資産は限られています。
現在、世界株式や米国株式のインデックスファンド(ETFやインデックス投資信託)を中心に、つみたて投資でのFIREが話題です。
積み立て投資は、長期間にわたって複利で運用することで、その利点を最大限に引き出すことができます。ただし、毎月の投資収入を得るのではなく、必要な時期に一括で資金を取り崩すことを前提としています。
つまり、収入は毎月一定のタイミングで得られるわけではなく、資産を売却することで得られる資金が必要に応じて変動します。
さらに、先述のインデックスファンドは株式などで運用するため、資産価格は変動します。そのため、計画通りに資金を取り崩すことができるかどうかは保証されていません。
したがって、毎月収入を得るためにはどのような資産に投資するか、慎重に考える必要があります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を中心に記事を執筆。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を提供することを念頭に執筆。
ただの情報提供にとどまらず、読者がその知識を日々の生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指している。
読者にとって日常生活や将来設計に役立ち、お金について賢明な判断を下せるよう支援している。政府の施策から個人の資金管理に至るまでの広範なトピックをカバーすることで、経済的なリテラシーの向上とともに、個人が直面する様々な金融問題への具体的な解決策を提供することを意識している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで何を買うべきか、どのキャンペーンに注目するかなど、実用的な情報の提供に努めている。
また読者に対し、タイムリーかつ正確な情報を届けることを心掛け、小売市場の変動に迅速に対応することで、読者が常に最新の情報を手に入れられることを目指す。日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢い消費選択をするための知識を深めるサポートとなる記事を意識している。(2024年5月7日更新)