年金受給中のシニア世帯は「公的年金・恩給」が所得の約4割

今回の「国民生活基礎調査の概況」によれば、年金を受給する高齢者世帯で「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は44.0%でした。

前回の2021年調査において、年金が総所得に占める割合が100%の世帯は24.9%。前々回の2019年調査では48.4%。

割合がガクッと下がった昨年と比較して、一昨年の状況に近しい結果となりました。

年金受給額は本人や世帯により異なりますが、状況だけみると収入の柱となりうる存在だといえるでしょう。