ボーナス支給額の相場は「大企業・中小企業」でいくら?育休中ももらえるか
産業別のボーナス支給額の相場はいくらなのか
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年末が近づくと多くの会社員に、毎月の給与とは別に支給される「ボーナス」。
一般的にボーナスは、夏季と冬季の2回支給されるケースが多いですが、平均的なボーナスの支給額はいくらくらいなのでしょうか。
本記事では、大企業と中小企業のボーナス支給額の相場について詳しく紹介していきます。
「育休・産休中の人はボーナスをもらえるのか」についても解説しているので参考にしてください。
ボーナスの平均支給額はいくら?
厚生労働省の2023年9月分と2023年2月分の「毎月勤労統計調査」から、夏季・冬季のボーナスの平均支給額を確認していきましょう。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2022年の冬季及び2023年の夏季の平均支給額は下記の結果となりました。
- 夏季ボーナスの平均支給額:39万7129円
- 冬季ボーナスの平均支給額:39万2975円
前年の夏季・冬季ボーナスがそれぞれ「38万9331円」「38万787円」であったことから、わずかに増額されていることがわかります。
ボーナスの支給額は企業によって異なりますが、上記の平均支給額から、基本給のおよそ1カ月から2カ月分が相場といえるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)