50歳代になると、老後が近づいてきます。特に、貯蓄ゼロの人は老後が近づくにつれ、漠然とした不安を感じることでしょう。
そこで本記事では、50歳代「貯蓄ゼロ」のおひとりさまに対して老後に向けて知っておきたい3つのことを紹介します。
老後にかかる医療費と介護施設費用、年金受給額を紹介するので、老後について考える際の参考にしてみてください。
50歳代で貯蓄ゼロのおひとりさまはどれくらいいるのか
まずは、50歳代のおひとりさまで貯蓄ゼロの人がどれくらいいるのかを確認しましょう。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」によると、50歳代単身世帯の金融資産保有額の分布は以下のとおりです。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。