人気の職種の一つとしてしばしば挙げられる「看護師」。
看護師の平均年収は、全業種の平均年収と比べるとやや高めとなっています。
今回は看護師の年収や転職事情を見ていきましょう。
看護師の平均年収はいくらか
2022年の賃金構造基本統計調査によると、看護師の病院の規模別の平均年収は次の通りです。
看護師は全業種平均を約11万円程度上回っており、やや高年収な傾向にある職業です。
また、労働時間が長いイメージを持たれがちですが、所定内実労働時間数でみると全業種平均より短くなっています。
なお、規模別でみると小規模な病院の方が年収が低くなり、大病院の方が年収が高い傾向があります。
特に1000人規模以上の病院では、平均年収が500万円台半ばとなっています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。