【実態調査】年収1000万円以上の人は日本にどのくらいいる?投資状況と節税意識も
kapinon.stuio/shutterstock.com
国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」が2023年9月27日に公開されました。こちらによると、2022年の日本の平均年収は458万円となっており、いわゆる普通の家庭の年収は「400万円台」であることがわかります。
一方で、平均年収458万円の倍以上の年収となる「年収1000万円」はお金持ちに分類されるケースが多く、日本にも年収1000万円超の人は一定数存在します。
年収1000万円超になると、自由に使える金額が増えることから貯蓄や投資がしやすくなりますが、実際のところ高所得者の貯蓄・投資実態はどのようになっているのでしょうか。
本記事では、実際の調査データをもとに「高所得者の投資状況と金融意識」について詳しく解説していきます。
年収1000万円超の人の割合や平均貯蓄額なども紹介しているので参考にしてください。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)