総務省統計局が公表した「2020年基準 消費者物価指数全 国 2023年(令和5年)10月分」によると、消費者物価指数(総合指数)は、2020年を100として107.1まで上昇しています。

物価上昇によって家計の負担が増加しており、貯蓄や資産運用に回すお金を捻出するのが困難な世帯もあるのではないでしょうか。

特に40~50歳代のかたは、お子さんが大きくなってきて食費や通信料、教育費がかかったり、大学費用を出して貯蓄が心もとないと感じたりする方もいるでしょう。

しかし、老後を迎えてから貯蓄がないことを後悔しても遅いので、可能な限り早めに老後対策を行っておくことが大切です。

今回は、40~50歳代の「平均貯蓄額」や「貯蓄の増減状況」といった貯蓄事情を見ていきましょう。

40~50歳代の「平均貯蓄額」を確認

まずは厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」を基に、40~50歳代の平均貯蓄額を見てみましょう。

40歳代の平均貯蓄額は約926万円、50歳代の平均貯蓄額は約1248万円であることがわかります。

上記では負債額もわかり、40歳代では約970万円、50歳代では約545万円です。

40歳代は借入金額のほうが多くなっており、住宅購入資金や学費などの借り入れが要因と考えられるでしょう。