タワマン節税って何?富裕層が注目する「節税策」に国税庁がメス
2024年1月からの適用を目指す相続税評価額の新たな算定ルール
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マンションでは実際に購入した価格(市場売買価格)と相続税の評価額との間に大きな差が生じています。
この差額を利用して相続税を大幅に減額する節税方法を「タワマン節税」といいます。
特に上層階になるほど購入価格と評価額との開きが大きくなることが問題視され、2024年1月から国税庁が「タワマン節税」の対策を強化することが話題に。
富裕層や収益不動産の投資家からの注目を集めています。
そこで本記事では「タワマン節税」の概要と、国税庁が2024年1月からの適用を目指す相続税評価額の新たな算定ルールについて紹介したいと思います。
執筆者
タクトホームコンサルティングサービス
一級建築施工管理技士/宅地建物取引士/マンション管理士/JSHI公認ホームインスペクター/日本不動産仲裁機構ADR調停人
タクトホームコンサルティングサービス代表。千葉県千葉市出身。1982年3月明治大学工学部建築学科卒業。東証一部上場企業グループの住宅部門に現場監督及び住宅リフォーム事業の責任者として約33年間勤務した後に、2015年10月よりホームインスペクション(住宅診断)の専門会社を立ち上げ、運営しています。保有資格:一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、マンション管理士、JSHI公認ホームインスペクター、日本不動産仲裁機構ADR調停人