日本は、一般的に年齢が上がるにつれて平均年収が高くなります。特に、40歳代後半からの男性の平均年収は600万円を超えていて高水準です。
ただし、世帯によって年収事情はさまざまです。夫や妻の片方のみが働いて年収600万円を稼ぐ世帯もあれば、共働きで世帯年収600万円の世帯もあるでしょう。
2学期が始まったいま、働きはじめたり、働く時間を増やしたりなど考えるご家庭も多いと思います。
では、同じ世帯年収600万円でも、片側き夫婦と共働き夫婦で手取りに差はあるのでしょうか。
本記事では、世帯年収600万円の片側き夫婦と共働き夫婦の手取りをシミュレーションするので、参考にしてみてください。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。