人気の理由4. 購入後のメンテナンスコストを抑えることができる

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新築住宅の場合には外壁や屋根といった部位はもちろん、住宅設備機器なども新しいものなので故障や不具合が発生しにくく、購入後10年間程度はメンテナンス費用がほとんど発生しません。

また断熱性や気密性が総じて高いので光熱費などを削減することができ、購入後のランニングコストを抑えることができます。

人気の理由5. 住宅ローンを利用する際に有利

住宅ローンの審査の際に、中古住宅は新築と比較すると担保としての価値が低くなりがちなので、審査に通らなかったり希望する借入額まで届かなかったりすることがあります。

また返済期間についても、新築は最長期間(一般的には35年)まで借り入れできることがほとんどですが、中古住宅の場合にはこれよりも短く設定されていることがあります。

返済期間が短くなるとその分月々の返済額が増えるので、資金計画の見直しが必要になることもあります。

まとめ

新築住宅は中古住宅と比較してさまざまなメリットがありますが、価格が高い、希望のエリアに購入可能な物件がない、入居できるまでに時間がかかる(特に注文住宅の場合)、誰も住んだことがないので入居後に想定外の事態が発生するリスクがある・・・といったデメリットも存在しています。

中古住宅を購入して自由にリフォーム・リノベーションを行うという選択肢もあるので、どちらが自分にとってベストな選択なのかを良く検討した上で決定することが大切です。

参考資料

亀田 融