春の引越しは「4月中旬からGW明け」がベスト?お得に引越しを済ませるには
国土交通省では引越時期の分散に向けたお願いも
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春は就職や転勤、進学をするタイミングとなっているため、そのタイミングで引越しをする人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ引越しをしようと思っていても「繁忙期ゆえに引越し代が高い」「希望日がすでに埋まっている」と、春の引越しのハードルの高さを感じている人もいるでしょう。
本記事では、春先に引越しをするデメリットや、春の引越しで安くなるタイミングについて解説しています。
引越しをお得にするポイントも、あわせて解説しているので参考にしてください。
春先の引越し費用が高い理由
「春先は引越し代が高い」といった漠然としたイメージがあるかと思いますが、なぜ春先は引越し代が高くなるのでしょうか。
主な理由として、「需要に対して供給量が間に合わない」ことが考えられます。
国土交通省が行った月別引越件数においては、3月がダントツで多い件数となっています。
春先は引越しを検討する人が多いのに対して、引越し業者の対応数が間に合っておらず、必然的に料金を上げざるを得ないのでしょう。
これは引越し代だけに言えることではなく、家賃にも同じことが言えます。
閑散期と比較すると繁忙期である春先のほうが、入居数が多いゆえに物件の値下げ交渉がしにくくなるため、トータル的に見ても引越し費用が嵩む傾向にあるのです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)