【女性の老齢年金】厚生年金・国民年金「みんなの年金収入はいくら?」平均と個人差を見る
「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」より最新の受給額事情を整理!
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毎年3月8日は「女性の生き方を考える日」として制定される、国際女性デー(International Women’s Day)。
これにちなみ英誌エコノミストが公表した「女性が働きやすい国」ランキングで、日本は主要29カ国中ワースト2位に。「女性がいまだに家庭かキャリアかを選択しなければならない」と厳しい指摘を受ける結果となりました。
キャリアを諦めることになれば生涯賃金だけでなく将来の年金額にも影響が出ることになりますから、まさに人生を左右する選択だといえるでしょう。
そこで今回は、日本の年金制度が女性に与える影響に触れながら、女性の年金受給額についてくわしくみていきたいと思います。
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執筆者
短期大学卒業後、富国生命に入社。その後、大手保険代理店を経て、ファイナンシャルアドバイザー業務に従事。これまでに約1000以上の世帯からお金のご相談を受け、ファイナンシャル・プラニングを実施。常に最新の情報を把握するように努め、保険だけではなく、様々な金融商品を活用した総合的な資産運用を目指す。2020年 MDRT 日本会会員。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。