37歳以上の約4人に1人は介護経験がある
株式会社Speeeは、近年の介護市場の動向に関する調査を37歳以上男女5000名に実施しました。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査実施機関:インターネットリサーチ
- 調査期間:2023年2月8日
- 調査対象:5000人(37歳以上99歳以下)
- リリース公開日:2023年2月24日
上記調査の結果、37歳以上の約4人に1人が介護経験があると回答しています。
20歳代や30歳代前半のうちは、介護はどこか他人事のように思えてしまいますが、30歳代後半や40歳代になるにつれて、徐々に介護をする側として現実味が増してくるとうかがえます。
また、株式会社Speeeの同調査では、介護経験がある人の約8割が「両親の介護経験がある」と回答しています。
自宅で介護をするとなると、介護サービスだけでは足りずに、周囲からの支援が必要となるため、必然的に両親の介護をするケースが多くなるのでしょう。
上記の結果から、近い将来を見据えて、今からできる事前準備をしておくのが得策であるとうかがえます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)