厚生年金「月30万円以上」の高額受給者の割合は?年収もシミュレーション
5年間の厚生年金と国民年金の平均受給額も確認
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定年を迎えるとやってくる「老後」。
自分が老後にどのくらいの年金を受け取れるか、みなさんご存知でしょうか。
年金制度はしばしば改正されていますが、年金に関してマイナスの印象をお持ちの人も少なくないでしょう。
生命保険文化センターが2022年に公表した「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査(速報版)」では、夫婦2人が老後の生活を送る上で必要な最低の生活費は平均23万2000円で、ゆとりのある老後生活費は平均37万9000円という結果でした。
このデータを参考に考えると、老後の生活に困らない目安となる額が「月30万円」だと言えるでしょう。
そこで、本記事では厚生年金が「月30万円」以上である受給者の割合について解説します。
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執筆者
CFP®認定者/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/一種外務員資格(証券外務員一種)/DCプランナー2級
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)、DCプランナー2級。2021年7月より有限会社バード商会 代表取締役。福岡の大学を卒業後、大手インフラ会社に就職。主に、ご家庭のガス・電気代といった光熱費の削減や新電力の見直し業務に約4年間従事。現在は、父の会社を引き継ぎ、前職で培った経験と20歳の頃からの自身の投資経験を生かし、独立系ファイナンシャルプランナー(FP)として活動中。専門分野はライフプラン(特に光熱費の見直し)と資産形成。