今日で2月も終わります。3月は職種によっては定年退職を迎えられる方も多いですよね。
一般的に65歳から年金の受給開始となります。一口に「年金生活」といっても、実際にどれくらい年金を受給できるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は国民年金と厚生年金の仕組みを確認した後、厚生年金の受給額について詳しく見ていきます。
【注目記事】厚生年金の見込みが20万円だった男性。手取りの少なさに愕然としたワケ
1. 厚生年金と国民年金の仕組み
まずは日本の年金制度を再確認しましょう。
国民年金は原則20歳以上60歳未満の方が加入します。
自営業やフリーランス、専業主婦、また厚生年金に加入していないパートの方は国民年金になり、一律の保険料を払います。
一方、厚生年金は会社員や公務員、またパートの方でも特定適用事業所につとめ、一定条件を満たした方が、国民年金に上乗せして加入します。
厚生年金は収入に応じた保険料を支払います(上限あり)。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。