【年金月額】厚生年金「15万円超えの男性」は全体の何パーセントか
標準的な老後のひとり暮らし「月の生活費は約14,5万円」
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「人生100年時代」といわれるように、日本人には長い老後生活が待ち受けています。長生き自体は喜ばしいことですが、長く生きるためにはこれまでよりもお金が必要です。
そうなると、老後はどの程度の生活費が必要になるのかが、気になるポイントでしょう。
総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」」によると、65歳以上の単身無職世帯の月の支出は「14万4747円」。
標準的な老後の一人暮らしには「15万円程度は必要」と考えた場合、老後のマネープランが少しずつ見えてくるかもしれません。
では、厚生年金でこの金額を受け取れている人はどの程度いるのでしょうか。今回は、今のシニア世代の年金事情を「男性」に絞ってお伝えしていきます。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/MDRT日本会会員
立命館アジア太平洋大学卒業後、自動車や通信業界にて営業職に従事。その後、ジブラルタ生命保険、株式会社ほけんのぜんぶに入社し、生命保険販売業務に携わる。生活全般に関わるお金の相談に対応が可能で、特に教育費・老後資金の準備、相続の相談などを得意とする。現在は個人向け資産運用のサポート業務をおこなう。表彰歴多数。2020年、2021年度MDRT日本会会員。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。