「65歳以上のリタイア夫婦」月の収支を確認。赤字はいくら?
まずは総務省「家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)結果の概要」より、平均的な65歳以上で無職の高齢夫婦の月の収支を確認します。
65歳以上夫婦のみリタイア世帯の家計収支
実収入23万6576円
支出合計25万5100円
- うち消費支出22万4436円
- うち非消費支出3万664円
▲1万8525円
まず収入と支出で見ると約2万円近くの赤字となりました。
年金部分は約21万円と考えられ、収入の9割を占めています。令和5年度はこの部分が増えますが、一方で去年から食料品や電気代など月の支出が増えている方が大半でしょう。
実際に詳しい支出の内訳も確認します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。