厚生年金の計算に使われる「標準報酬月額」の正体。自分はいくらなのか
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2023年が幕開けし、新しいことも始めたくなりますね。例えば今年こそ貯金を増やしたいと思う場合、給与明細の記載事項を把握することも大切です。
みなさんは毎月の給与明細書を見る時に、どこを見ますか?
必ず見るのは銀行口座への振込額だと思いますが、それ以外にもそれぞれの項目に意味があります。
基本給、時間外労働手当、通勤手当、◯◯手当などの収入の項目以外に、所得税や住民税の税金、雇用保険や健康保険、厚生年金などの社会保険料があります。
今回は、給与に対する保険料などに影響する標準報酬月額について、お伝えします。
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執筆者
CFP®︎、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、IFA、証券外務員、年金アドバイザー。郵便局(ゆうちょ銀行)で18年半勤務。年金事務所で年金相談員。その後、独立しファイナンシャル・プランナーとして活動。セミナーや執筆も行っているが、ファイナンシャル・プランナーは、「相談し実行し解決するもの」と個別相談をメインの活動としている。大学非常勤講師。地元メディアともFP事業も行なっている。(2023年11月20日更新)