厚生年金「月20万円の人」の割合は？必要な年収も単身・夫婦世帯にわけてシミュレーション 【令和3年度最新版】厚生年金の平均月額を男女別に確認

3. 厚生年金で月20万円受け取るために必要な年収とは

おもに2004年以降に厚生年金保険に加入した年代が、年金で月20万円受け取るためには、どのくらいの年収が必要かシミュレーションしました（※平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数（2004年以降）で試算）。

3.1 一人で受け取る厚生年金の年金額

3.2 会社員と専業主夫（婦）で受け取る厚生年金の年金額

会社員と専業主夫（婦）の世帯の場合、専業主夫（婦）は老齢基礎年金70万円を加算して算出しています。

会社員の平均年収が480万円以上で40年間加入すれば、年金月額20万円以上（年額245万円）を受け取れる計算です。

ただし、二人世帯となると20万円では少ないため、28万円（年額336万円）を基準とした場合、上記の表にはありません。

3.3 共働き世帯（同額の年収）で受け取る厚生年金の年金額

共働き世帯として、ここでは二人とも同じ年収としてシミュレーションしています。黄色い部分の条件で、年金月額28万円以上受け取れる計算です。