年収400万円台「ふつうの世帯」の貯蓄平均はいくらか
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値上げラッシュが続く今日。最近のニュースでも、2023年は2022年以上の値上げラッシュとなる見込みとのことで、家計の圧迫がこれまで以上に懸念されます。
一方でこの30年間、日本の平均賃金は約400万円から変わっていないと言われています。
そんな中で物の値段だけがドンドン上がってしまうと、これまで以上に生活が苦しくなるのは目に見えています。
ちなみに、国税庁の「令和3年(2021年)分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均給与は443万円になっています。
年収400万円台の世帯をいわゆる「ふつうの世帯」だと考えた場合、そんな「ふつうの世帯」における貯蓄事情はどうなっているのでしょうか。
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執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士
大阪市立大学経済学部卒業後、教育業界を経て、メットライフ生命保険株式会社、株式会社ほけんのぜんぶ入社。生命保険販売を通じ、FPとして主に子育て世代の資産形成や老後資金準備に関するコンサルティングをおこなう。専門用語を使わず丁寧で分かりやすいアドバイスが強み。現在は個人向け資産運用のサポート業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員(証券外務員一種)、宅地建物取引士の資格を保有。