富裕層になる難しさ。年収一覧表で見るレア度とは
世帯年収2000万円以上は世帯の年収にはなりますが、家庭での年収の高さがわかります。
実際に国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」をもとに、男女に分けて年収ごとにどれくらいの人数がいるのか確認しましょう。
国税庁によれば、日本の平均年収は443万円。
男性の年収をみると、「400~500万円以下」が17.5%、「500~600万円以下」が13.8%、「600~700万円以下」が9.4%となっています。
一方で、「1000~1500万円以下」は5.4%、「1500~2000万円以下」は1.3%、「2000~2500万円以下」は0.4%、「2500万円超」は0.5%。
こちらは給与所得者のみになりますが、年収1000万円以上は男性でも7.6%と少数派になります。
ちなみに上記は全年齢になりますので、結婚適齢期の男性となるともっと少なくなるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。