60歳代の貯蓄「1000万円未満」が半数。月の生活費の赤字はいくらか
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政府が10月28日に閣議決定した「総合経済対策」で、電気代やガス料金、ガソリン代などの支援のため、標準的な家庭で1世帯あたり総額4万5000円の負担軽減策を行うと各種メディアで公表されました。
今年に入って値上がりが目立つ光熱費の負担。
毎月のことだからこそ、そして特に光熱費がかかる冬を前に今回の政策が公表され、安心した方もいるかもしれません。
しかしいつまでエネルギーに関する値上げが続くか先が見えず、また食料品や日用品の値上げも継続しているため、家計が厳しい状況は変わりませんよね。
特に年金生活の方にとっては収入も貯蓄も限られているもの。今回のような値上げは想定していなかった方も多いでしょう。
今回は年金生活に入る60歳代の貯蓄にクローズアップします。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。