iDeCo(個人型確定拠出年金)とは。69歳まで加入検討も
節税になるからと言っても、iDeCoは私的年金で運用商品もあるため、はじめる前にはじっくり検討する必要があります。
iDeCoとは、自分で金融商品を選び、毎月一定額を積み立てていく私的年金です。
金融商品は元本変動型もしくは元本確保型となっており、元本変動型のみのつみたてNISAとはこの点が異なるでしょう。
毎月の掛金は個人により異なり、たとえば自営業者等(第一号被保険者・任意加入被保険者)なら月6万8000円(国民年金基金または国民年金付加保険料との合算)ですが、DBのみに加入している会社員(第二号被保険者)は月1万2000円になります。
加入期間は国民年金被保険者であれば65歳までですが、69歳までの延長が検討される予定です。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。