今冬の生活費上がるか。後期高齢者の医療費負担も一部2割に
洗い物やお風呂、またガスの浴室乾燥機など、冬場は何かとガスを使う機会が増えて一年の中でもガス代が上がります。
ガス代を抑えようにも天候によっては難しいため、ガス代の値上がりによりこの冬の生活費は上がると予想されそうです。
ガス代だけではありません。
これまで多くの後期高齢者は医療費が1割負担で済みました(所得により異なる)が、2022年10月から1割負担者が一部2割へと引き上げられています。
条件となるのは「課税所得が28万円以上、かつ年金収入とその他の合計所得金額が単身世帯の場合200万円以上の方」と「複数世帯で合計320万円以上の方」。
さらに、帝国データバンクによれば、食品の中でも11~12月は乳製品の値上げが相次ぐとのこと。
円安による追い打ちもあり、この冬は特に家計が厳しくなると予想されます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。