60歳代でも半数以上の人が働く現代において、60歳代までは年金が少なくても何とか生活できるご家庭も多いでしょう。
しかし、総務省によれば70歳代以上で働く人は18.1%。
つまり、70歳代では8割以上の人が仕事を辞め、年金と貯蓄などを切り崩しながら生活しています。
中には個人年金保険に加入されている方もいらっしゃいますが、終身ではなく確定年金の場合、たとえば70歳代後半になると終わってしまうという方もいるのではないでしょうか。
年金で不足する部分を補う基本は「貯蓄」になりますが、70歳代でどれくらい貯蓄が残っている人が多いのでしょうか。実態を見ていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。