2022年10月から、これまで企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入しており、企業型年金規約の定めによりiDeCoをはじめられなかった方でも、iDeCoに加入できるようになりました。
加入者の要件が緩和された「iDeCo」。同じく毎月積み立てる積立投資で非課税制度のある「つみたてNISA」と比較して、どちらからはじめるか悩まれる方もいるでしょう。
両者ともメリット・デメリットがありますが、iDeCoは原則60歳まで引き出せないため、「まだはじめるには早かった」と思う場合もあります。
今回は両者の加入者数を比較しながら、iDeCoをはじめるタイミングについて見ていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。