お子さんが大学生や成人となる方が多い50歳代。お子さんの成長に喜びと寂しさを感じながら、老後に向けてどう貯蓄するか、いつまで働こうかと今後の生活について考えはじめる年代ですよね。
教育費を払い終えてホッとしたのも束の間、50歳代は老後に向けた貯蓄のラストスパートとなります。「いかに貯蓄を増やすか」を考える一方で、同時に行いたいのが「生活水準を少しずつ抑えていくこと」です。
全年代の中でも、50歳代は生活費が最も多い傾向にあります。しかし定年を迎えて年金生活となれば、できるだけ月の赤字を出さないように生活することが重要となります。
今回は50歳代の生活費や貯蓄をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。