高齢者の医療費自己負担が2割!医療保険を検討しよう
高齢者の医療費の自己負担が上がるのをご存じでしょうか。現在の医療費の自己負担は以下のとおりです。
- 75歳以上…1割負担(現役並み所得者は3割)
- 70歳以上…2割負担(現役並み所得者は3割)
- 70歳未満…3割負担
現在、75歳以上は医療費の1割が自己負担になっています。
しかし、2022年10月から一定の所得がある人は75歳以上でも自己負担が2割になるのです。ますます負担が増えるわけですから、医療費にしっかりと備えなければなりません。
医療費への備えとして検討したいのが民間の医療保険です。
民間の会社が提供するもので、ケガや病気で入院・手術をしたときに給付金を受け取ることが可能です。
公的医療保険で補えない部分も、民間の医療保険に加入していれば契約内容に応じてカバーできます。いざというときも安心して治療に専念できるでしょう。
前述したように、65歳以上になると医療費も高額になりますし、今後は75歳以上でも医療費の2割は自己負担となることもありえます。医療保険に加入しておくのがおすすめです。
執筆者
教員養成大学を卒業後、おもに家庭教師として子どもの学習指導に携わる。長年の指導を経て、東証一部上場企業に就職し、法務部に配属となる。法務部では、金融庁への有価証券報告書の作成や株式、取締役会業務を担当。在籍中にビジネス実務法務検定を所得する。現在は学習塾を運営する一方、法務部での経験を活かし、金融や法律の分野でライターとしても活動中。民間のボランティア団体の代表も務めている。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する深い知識を提供。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を読者に届けることを念頭に執筆。
読者がその知識を日常生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指しています。政府の施策から個人の資金管理に至るまで、幅広いトピックをカバーし、経済的リテラシーの向上に貢献しています。読者が賢明な判断を下し、日々の生活や将来設計に役立つ情報を提供している。
読者が直面するさまざまな金融問題に対する実践的な解決策を提供し、信頼性の高い情報源を基に記事を執筆。深い洞察と実用的なアドバイスを通じて、読者が賢明な資金計画を立てられるよう支援しています。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで購入すべき商品や注目すべきキャンペーンについて、実用的でタイムリーな情報を発信。小売市場の変動に迅速に対応し、読者に最新かつ正確な情報を届けることを心掛けている。
また読者に対し、日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢明な消費選択を行うための知識を深めるサポートを目指している。読者が必要とする情報を提供し、コンビニ業界における最前線の動きを追い続けることで、信頼性の高い情報源になるべく記事を執筆している。(2024年5月14日更新)