けがや病気など、万が一の場合に加入していると安心なのが医療保険です。
今回は高齢者の医療保険について考えていきます。
おすすめの保険の紹介や保険会社の比較もしていきますので、これから医療保険を検討される方は参考にしてください。
65歳以上の医療費はそれ未満の4倍近くに
高齢になると医療費は高くなるイメージですが、実際にどれほど負担が大きくなるのでしょうか。
65歳以上の医療費を見ていきましょう。参考にしたいのは、厚生労働省の「2019年度国民医療費の概況」です。
調査によると、65歳以上の1人あたりの年間医療費は75万4200円になっています。
65歳未満の1人あたりの年間医療費は19万1900円ですから、4倍近くも高くなるのですね。
高齢者は年金が生活の柱になる傾向にあります。医療費も年金でまかなう人が多いでしょう。
しかし、年金支給額の引き下げが続いています。2022年度も0.4%の引き下げがありました。
高額になる医療費を、年金だけに頼らずに備えておく必要があります。
執筆者
教員養成大学を卒業後、おもに家庭教師として子どもの学習指導に携わる。長年の指導を経て、東証一部上場企業に就職し、法務部に配属となる。法務部では、金融庁への有価証券報告書の作成や株式、取締役会業務を担当。在籍中にビジネス実務法務検定を所得する。現在は学習塾を運営する一方、法務部での経験を活かし、金融や法律の分野でライターとしても活動中。民間のボランティア団体の代表も務めている。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム 編集長室
編集者/コンビニ担当
中央大学法学部出身。在学中にThe University of Sheffieldに短期留学経験を積む。大学卒業後、東証プライム大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療保険制度や介護・高齢者福祉などの社会保障を取り扱う専門紙の記者として約3年勤務。その後、GMOインターネットグループでは家電全般やハウツー情報などのwebメディアでの記事編集に携わり、月に数十本の記事を発信。SONYやパナソニックなど大手メーカーのカメラやスマートフォン、AV機器など最新家電などを中心に、ニュースやレビュー記事を発信した。
現在、金融と社会保障の分野では、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度に関する情報を中心に記事を執筆。政策の変遷、年金受給資格の詳細、最新の貯蓄トレンドなどに焦点を当て、具体的かつ実用的な情報を提供することを念頭に執筆。
ただの情報提供にとどまらず、読者がその知識を日々の生活に活かし、より良い将来設計を行えるようサポートすることを目指している。
読者にとって日常生活や将来設計に役立ち、お金について賢明な判断を下せるよう支援している。政府の施策から個人の資金管理に至るまでの広範なトピックをカバーすることで、経済的なリテラシーの向上とともに、個人が直面する様々な金融問題への具体的な解決策を提供することを意識している。
また、小売り分野では特に日本のコンビニエンスストア市場に焦点を当てた内容を執筆。セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンストア100などのコンビニチェーンに焦点を当て、定期的に紹介。主要なコンビニチェーンに関する分析の新商品のレビュー、限定キャンペーンの情報、これらの店舗から登場する商品や、消費者の関心を引く限定キャンペーンについての記事を執筆している。
消費者がコンビニで何を買うべきか、どのキャンペーンに注目するかなど、実用的な情報の提供に努めている。
また読者に対し、タイムリーかつ正確な情報を届けることを心掛け、小売市場の変動に迅速に対応することで、読者が常に最新の情報を手に入れられることを目指す。日々の買い物に役立つだけでなく、消費者が市場のトレンドを把握し、賢い消費選択をするための知識を深めるサポートとなる記事を意識している。(2024年5月7日更新)