「つみたてNISA」は怖くないのか。金融庁の「高校向け 金融経済教育指導教材」から探る
「長期・積み立て・分散」の魅力とは
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岸田政権が掲げる貯蓄から投資のための「資産所得倍増プラン」では、NISA(少額投資非課税制度)の抜本的拡充や iDeCo(個人型確定拠出年金)制度の改革について明言されています(2022年5月31日公表)。
これを受け、以前に増して投資の必要性を感じる方も増えたのではないでしょうか。
一方で、はじめての投資に付き物なのが「怖い」「よくわからない」という気持ち。初めて、さらにリスクがあるとなれば、なかなかはじめにくいものでしょう。
ただ、最近の若い世代ではつみたてNISAを始める人が増えています。
金融庁によれば、つみたてのNISAの買付額で2021年3月末~6月末の増加率で最も伸びたのは「20代(26.0%)」「30代(21.1%)」「40代(17.2%)」。
今回はつみたてNISAについて、金融庁の「高校生向け金融経済教育」の教材も参考にしながら、その特徴をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。